
正解はフェレットさんの胃の中にあった毛球です。きれいに(?)胃の出口の形になっています。
フェレットで消化管内異物は比較的よく見られるトラブルです。異物として若い個体ではスポンジやゴムなどが多く、中~高齢では毛球が多いです(今回摘出した子は6歳でした)
実は私、最初は違う病気を疑っていました。しかし治療をしてもどうも改善が見られず、追加検査を実施したところ、この毛球が見つかり、手術で摘出して元気になってくれました。
結果的には良かったですが、過去の検査結果や類似した症状から私が“思いこみの罠”にはまっていたことは反省しなくてはなりません。今回この罠から脱出するヒントをくれたのはこの子のご家族でした。いつも傍でよく様子を見ているご家族のお話は本当に重要で、診断のヒントになります。決して私達だけで病気を診断・治療することはできないとつくづく思いました。(か)